デュタステライドとは
デュタステライドとは、男性型脱毛症の原因のひとつと言われている、変換酵素5αリダクターゼの働きを阻害するdht抑制剤の成分です。
デュタステライドは2002年に前立腺肥大症の薬として、fda(米国食品医薬局)にアボダート(Avodart)という薬品名で承認されています。ジェネリック薬としてはデュタス(インド製)が発売されていますが、どちらも日本では購入することが出来ず、個人輸入などで手に入ります。
デュタステライドは1型と2型両方の5αリダクターゼに作用し、同様のdht抑制剤として知られているフィナステリドよりも、抜け毛が減少する効果が大きいという実験結果が得られています。
この実験結果によると、デュタステライド0.5mgを24週間に渡って使用した場合、フィナステリド5mgを使用したケースと比較して約33%も大きな結果(直径約2.5cm大の中で比較した場合、デュタステライドでは96本の新しい毛髪が確認されたのに比べて、フィナステリドの場合は72本にとどまる)が得られました。
また、デュタステライド0.05mgの服用で抜け毛は27%減少し、0.1mgでは37%の減少。さらに0.5mgでは54%の減少し、2.5mgの服用では最大82%の抜け毛の減少を示す結果となりました。
デュタステライドの服用は成人男性に限られ、女性は服用できません。また、肝臓疾患のある方の服用も禁止されています。副作用としては性的不能や性欲減退、射精異常などが認められています。
デュタステライドもフィナステリドと同様、ミノキシジルや亜鉛、ノコギリヤシなどと併用することで、抜け毛対策により大きな効果が期待できます。少なくとも半年〜1年ほど服用し続けることが好ましく、その結果においても個人差がありますので、継続して服用するようにしましょう。
2008年3月現在、デュタステライドはフィナステリドやミノキシジルと違い、正式にdht抑制剤として認可された成分ではないので、その効果について疑問視する声も少なくありません。まずはフィナステリドを試し、効果が薄いようであればデュタステライドの服用に踏み切ることをお勧めします。