発毛周期とは
発毛周期はヘアサイクルともいい、髪が成長を始めてから抜け毛となり、抜け落ちるまでの期間のことを指します。この発毛周期は男性で約3〜5年、女性では約4〜6年続と言われています。
発毛周期のサイクルの成長期と呼ばれる最初の期間で、髪は軟らかい軟毛から太く張りのある髪へと変化していきます。
やがて退行期と呼ばれる期間にさしかかると、髪の元となる毛母細胞の力が弱まり、髪は成長を弱めます。
完全に髪の生長が止まる休止期には、毛乳頭は毛根部分から離れ、次の髪を成長させる準備を始めます。成長が止まった髪は徐々に頭皮の上部へと上がって行き、やがて抜け毛となって抜け落ちてしまいます。
男性型脱毛症の発毛周期の場合は、さきほどの成長期の期間が数ヶ月〜1年程度と極めて短く、そのため十分に髪が成長しないまま次の退行期へと移行してしまい、髪は抜け毛となってしまいます。
これはジヒドロテストステロン(dht)という男性ホルモンが、毛母細胞に髪の成長を抑制する信号を出すためです。
この発毛周期は髪1本1本で異なり、また脱毛の時期が違うため、通常は一度にまとめて抜け毛となることはありません。各々が独立した発毛周期を持つ髪は年齢によっても変化し、乳児や幼児の髪は細くて軟らかく、毛表皮を成人のものと比べてみると、乳幼児は半分くらいの厚みしかありません。やがて年齢とともに太くなり、10代に入るとほぼ成人のそれと変わらなくなります。
発毛周期はストレスや不規則な生活、偏った食生活などに影響されます。抜け毛の対策を立てるには、まずこの発毛周期を理解し、髪にやさしい環境作りを心掛けるようにしましょう。