抜け毛対策について
抜け毛対策は症状に合わせて実践していくことが大事です。また抜け毛の原因はひとつではなく、複数の症状が併発していることもしばしば見られます。
ここでは、男性型脱毛症に絞った抜け毛対策を説明していきたいと思います。
抜け毛対策とは、変換酵素の阻害にあり。
男性型脱毛症においての抜け毛対策は、ジヒドロテストステロン(dht)を生み出す5αリダクターゼの活動を、いかに阻害するかが最も重要になります。
現在5αリダクターゼの抑制効果を持ち、抜け毛対策に有効と言われているのがフィナステリド(プロペシア)で、男性型脱毛症治療薬として認可されています。フィナステリドは、長期に渡って服用することでより高い効果を発揮し、抜け毛の症状や髪質を改善すると言われています。
このフィナステリドに亜鉛やノコギリヤシなどを併用していくことで、1型と2型両方の活動の抑制に効果が期待できます。亜鉛は1日11mgほど(但し吸収されにくく、発汗・射精などで消費されるため、抜け毛対策で摂取する場合は30〜50mg程度が望ましい)、ノコギリヤシエキスは300〜400mg程度が有効とされます。ノコギリヤシは800mg以上摂取すると下痢などを起こすことがあります。適量を守り、正しい抜け毛対策を実践しましょう。
1型の5αリダクターゼは皮脂腺に作用して皮脂を分泌させ、皮脂が毛穴に詰まることで髪の成長を妨げとなります。ニキビなどの治療に用いられるレチノイン酸は、この皮脂量も減少するはたらきがありますので、皮脂量の多い方は参考にしてください。ただし副作用として皮がむける、赤くなるなどといった症状がでやすいので、ご使用の際には十分な注意が必要です。
ほかにはミカンエキス(リモネン)やアロエエキスでも同様の効果が得られるようです。体質によって相性があるようですので、まずは自分に合う対策を見つけることが大事です。
抜け毛対策に有効なdht抑制剤では、認可が待たれているデュタステライドやアゼライン酸(アゼライック酸)が1型にも効果があると言われており、これらも亜鉛やノコギリヤシと併用することで、さらに高い効果が期待できると言われています。
もっとも、これらのフィナステリドに代表されるdht抑制剤は、体質によって効き目にはまちまちですので、自分の症状などに合わせて試してみて下さい。使ってから最低三ヶ月〜半年以上は経過を見守り、効果がなければ別のdht抑制剤を試すようにしましょう。
